2008年02月17日(日)
吉田秋生/海街diary 1巻
![]() | 海街diary 1 蝉時雨のやむ頃 (2007/04/26) 吉田 秋生 商品詳細を見る |
15年前に家族を捨てて出て行った父親の訃報が届き
何の感慨もわかないまま父親の葬儀に参列した
佳乃たち3姉妹。
3姉妹はそこで異母妹のすずに出会いますが…
鎌倉を舞台にした、家族や人の絆の話です。 --------------------
『吉祥天女』『BANANA FISH』『ラヴァーズ・キス』
『YASHA』『イヴの眠り』の
吉田秋生の新作です。
吉田秋生だし、ラヴァーズキスみたいな鎌倉の話だし
(吉田秋生の作品はラヴァーズキスが一番好きです)
絶対外れはないだろうと思って買ったのですが
本当に大当たりでした!
絵もラヴァーズキスの頃よりずっと丸くなっていて好み。
ラヴァーズキスの登場人物やその関係者も少し出てきます。
葬儀での幸の言葉や、
その後のすずが泣く描写
第三話の入院した友達の話など
どれもすごく心に残りました。
3姉妹の長女・幸は、葬儀からの帰り道で
父の再々婚相手の気の弱い女性のことを
「ああいうタイプが死にかけている病人と向き合えるわけない」
と、実際はほとんど看病できていなかっただろうことを
妹たちに話します。
それでも
「許容量が少ないからって
それを責めるのは やっぱり酷なのよ」。
私は一方的な物の見方しかできていないのですが
それぞれの立場によっては、
一生懸命やってもそれが精一杯だということもあるんだな…
何だか自分が汚れているなあと感じてしまいました。
次巻も楽しみです。
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